DesignSpark PCBはXY方向に動作しますが、ダイヤルや方向指示器、アナログ時計、カウントダウンタイマーなどのように、円形に部品を配置することも可能です。
ここで説明する少ない手順に沿うことで、このような配置が可能です。
(今回の方法を使用する場合や、ある円周上に部品を配置する場合において、円形のPCBにする必要はありません。)
今回は、固定角・円の直径上に、12個のLEDを配置していきます。
始めに、つくりたい基板デザインをPCBウィンドウに表示させます。ここでは、標準的なスルーホールLEDにあった、0.1"グリッドのものを用意しました。
PCBの中心を強調するために、normal padを中心に配置しました。また、つくりたいサイズのボードの外形を描きます。
次に、部品や穴を配置するために、2つの記録用の円を追加します。また、説明のために、垂直な線を引いています。
垂直な線と円の交点に部品を配置すればよいことがわかります。
"Add Components"から、または、回路図から"Translate To PCB"にて持ってきた部品を追加します。
こちらが、最初に配置した2つのLEDです。
セレクションボックスを使い、配置全体を選択します。右クリックメニューから、"Rotate By"オプションを選択し、任意の角度を入力します。ここでは、30度に設定します。
PCBは回転し、さらに部品を追加するのに適したXY方向になりました。
部品を追加、配置し、配置全体を選択、回転するだけで、6つのLEDを置くことができました。
最終的に、すべてのLEDを配置することができました。
重要なこととして、グリッドとスナップトゥーグリッドによって、今のXY方向で正確に配置を行うことができます。LEDがしっかりと光を放射するよう、配線を追加したい場合は、求める並べ方によってPCBの回転を利用し、方向を決める必要があります。
"フリー"セグメントモードを利用すると、より正確な配線を、素早く行うことができます。
また、スロットやカットアウトも、これらの方法で正確に放射状にすることができます。
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