通常、PCBレイヤにはパワープレーンが設定されますが時にはこのパワーレイヤをより柔軟性を持たせたものにしたい時があります(シグナルを通したい時など)。そんなときはDesign Technologyで通常のシグナルレイヤへ変更することができます。
一度シグナルレイヤに設定するとベタの開口部形状の追加、配線の追加・変更など様々なニーズに合わせてレイヤの各部を変更できます。
以下に電源レイヤから通常のシグナルレイヤへ変更する手順を紹介します:
1.Design Technologyを起動し(SHIFT+T)「Layers Tab」を選択します。ここでは2つのレイヤが「Bias Column」の「Power Plane」として定義されています。(GNDとVcc)
「Bias」列の「Power Pane」行ををクリックするとプルダウンメニューにオプションが表示されますのでユーザー任意の物を選択してください。ここでは「None」を選択しています。
次に「Net」列も同じように設定します。ここでは「None」を選択しています。
これで通常のシグナルレイヤに設定されました。もう一つのPower Plane(Vcc)は上記の操作を同じように行います。
これで完了です!
下記のようになっていれば成功です。
これで4つのシグナルレイヤPCBが完成しました!
ここでVccレイヤ、GNDレイヤをシグナルレイヤとしたのでこのレイヤの名前を変更したい場合があると思いますがいつでも選択して編集することができます。
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