レジストレイヤを編集して形状を追加することで任意のレジスト領域を削除することができます(レジスト開口部の設定)。
まずDesign Technologyファイルにレジストレイヤがある事を確認してください。まだこの設定をしていない場合はこのリンクをクリックしてレジストレイヤを追加してください。
規則的な形状を追加する事は簡単ですが以下のような特定トラック上のレジストを除外する事は結構面倒だったりします。以下ではこの作業を単純化する方法を紹介します。あくまで一例なのでユーザーにあった方法を使用してください。
トラック(配線形状)を使用して除外する例:
マウスを使用して除外したいトラックをCTRL+左クリックで1セグメントずつ追加選択していきます。選択されたセグメントはハイライト表示されるはずです。選択されたトラックをCTRL+Cでコピーし、CTRL+Vで何もない場所に張り付けます。(場所はあとで調節します)
この張り付けられたトラックの右クリックメニューで「Change Shape Type...」を選択します。
ここで以下の様に形状の種類をトラックからshape(形状)に変更します。これはレジストレイヤに移動させるために必要な操作です。
このトラックのプロパティを開き、レジスト幅(Width)を変更、Layerでレジスト層を選択させます。これでレジスト層に選択されたトラック形状のマスク形状を作成することができます。
最後に、このマスク形状を元のトラックの上に重なるようにドラッグしてください。以下の図では、実際のトラック(青)の少し外側にマスク(茶)形状があるようにしてください。
半田マスクの色をは今回のために設定変更で茶色にしています。デフォルトでは茶色ではないかもしれませんので注意してください。
注意:Gerber出力時、以下の場所の「Pads-Only」が選択されていないことを確認してください。
追加情報:
レジストレイヤの作成方法→こちら
インタラクションバー(ショートカットF9)を使用してレイヤタブを選択すると設定で編集可能なものが表示されます。
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