DesignSparkの元となるソフトウェアSpaceClaim EngineerのQAからアクセス頻度が高く、なおかつDesignSparkでもそのまま使えるQAを随時アップしていきます。
(質問No.1-6)プロパティ情報でパーツリストを作成したい
(本文)部品にプロパティ情報を付加してパーツリストに自動表記させる方法を教えてください
(回答)
前回の材料を含め、ユーザ独自で定義したプロパティ情報とその値をパーツリストに自動表記させることが可能です。
ただし2点ほど注意点があります。
・パーツリストに表示されるのはコンポーネント単位
マルチボディなどにプロパティを付加しても、パーツリストに表記されるのはコンポーネント単位になりますので、コンポーネントにプロパティ情報を付加する必要があります。
・コンポーネントは外部ファイル
仕様として内部ファイルは全てのコンポーネントが同じ値になってしまいますので、外部ファイルに変換する必要があります。
具体的な手順は以下になります。
今回は[部品番号]というプロパティと材料の2つを追加してパーツリストに自動反映させる例を紹介します。
①コンポーネントのどれか一つを選択
②プロパティパネルにカーソルを移動させ、マウス右ボタンメニューから[ドキュメントプロパティの追加]を選択
③[名前]を[部品番号]に変更します。
④次に各コンポーネントを[外部ファイルに変換]します。
⑤プロパティパネルから各コンポーネントに[部品番号]の値を入力します。
⑥プロパティパネルから[材料]を定義します。
⑦上部メニュータブを[RS/Allied]に切り替え、[部品表]から部品表の種類を選択します。
⑧配置する平面(ソリッドの面でも可)を選択します。
⑨新しく追加するプロパティの列をマウス右ボタンメニューより挿入します。
⑩新しく追加されたセルを全選択します。
⑪プロパティパネルの列タイプを「カスタムプロパティ」に変更します。
⑫列値を「部品番号」に変更します。
⑬⑨~⑫までで列タイプを[材料プロパティ]、[列値]を[名前]に変更することで材料が表記されます。
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