DesignSparkの元となるソフトウェアSpaceClaim EngineerのQAからアクセス頻度が高く、なおかつDesignSparkでもそのまま使えるQAを随時アップしていきます。
(質問No.1-25)一時オブジェクトについて知りたい
(本文)暫定的にしか使用しないプレーンや軸などを作成して、使用した後にまたツリーから選択して削除をするのは面倒なのですが、何か良い方法はないでしょうか?
(回答)
このような場合には「一時オブジェクト」を使用すると便利です。「一時オブジェクト」とは名前の通り一時的に作成することができるオブジェクトであり、使用された後には消えてしまうので削除をする必要がありません。「一時オブジェクト」にはプレーンや軸、点などがあります。
【作成方法】
作成方法はShiftキー+Altキーを同時に押しながら面、エッジ(カーブ)、点(含頂点)などを選択します。面、エッジ(カーブ)、点(含頂点)の選択の組合せで様々な一時的なプレーンや軸、中点等が破線表示されますので、使用時に選択します。背景をクリックすることで一時オブジェクトは消去されます。
以下にいくつかの例を示します。
【選択オブジェクトの条件】
- 作成される一時オブジェクト
にて表記します。
【カーブの端点】
- 端点に垂直なプレーン
- 端点に正接な軸
【2頂点】
- 2点を通る軸
- 2点の中立なプレーン
【3頂点】
- 3点を通るプレーン
【エッジ(カーブ)と頂点】
- 頂点を通るエッジに垂直な軸
- 軸と頂点を通るエッジに垂直なプレーン
- 頂点を通る軸Aに垂直な軸B
【平行な2面】
- 中立面
【平行ではない2面】
- 選択面を延長した交差軸
- 交差軸を通り選択面を等分割するプレーンA
- 交差軸を通りプレーンAに垂直なプレーンB
その他、様々な条件および選択オブジェクトにより、作成される一時オブジェクトが変わってきます。
便利な機能なので試してみてください。
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