デザインは手動または自動で配線することができます。この処理では、電気的なポイント間の接続を物理的な銅のトラックに変換します。
自動配線
[Auto route (自動配線)]オプションは、手動で配線する場合と同じようにネットを電気的なトラックに変換するのに使用します。高密度なデザインの場合、このオプションを使用することで、作業時間を数時間から数日短縮することができます。自動配線機能は、通常、配線されていないデザインを数分以内に配線することができます。
自動配線機能は、デザインの[All Nets (すべてのネット)]モード、選択したネットとコンポーネントの[Browsed Nets (参照したネット)]、[Browsed Net Classes (参照したネットクラス)]モードで使用できます。
自動配線機能を使用するには
[Tools (ツール)]メニューから[Auto Route Nets (ネットの自動配線)] - [All Nets (すべてのネット)]を選択します。
デフォルト設定のままにしておきます。
ダイアログの下部にある[Route (配線)]ボタンをクリックして、配線機能を開始します。この単純なデザインの場合は、わずかな時間ですべての配線が行われます。
[OK]をクリックして、レポートダイアログを閉じ、配線を表示します。
手動配線
DesignSpark PCBは、一連の強力な手動配線ツールを備えています。これらのツールを使用して、レイヤをスワップしたり、レイヤスワップ上にバイアスを自動的に追加したり、トラックの幅を編集することができます。
トラックを手動配線するには
トラックを追加するには、接続をダブルクリックします。この方法が最もすばやく配線を開始するための方法ですが、他の方法でも開始できます。
又は、左側のペインメニューで次のアイコンをクリックします。
マウスボタンを1回クリックします。これにより最初のトラックセグメントが配置されます。この配線セッションで、このセグメントは一時的に固定されます。後で移動又は編集することができます。
次に、トラックレイヤに変更を加えます。
キーボードの<L>キーを押して、[Track Layer (トラックレイヤ)]ダイアログを表示します。ある面から別の面へのレイヤ変更が必要な通常の配線を行っている場合は、<L>キーを押して<Enter>キーを押すだけで、これを行うことができます。<Enter>キーは、ダイアログの[OK]ボタンをクリックするのと同じように機能します。これにより、ダイアログを見ることなくレイヤを変更することができます。
ビアが自動的に追加され、トラックレイヤは[Bottom (下)]レイヤに配置されます。この情報は、DesignSparkウィンドウの下部のステータスバーに表示されています。
接続先パッドの上にカーソルを移動したら、1回クリックして、この接続のトラックの編集を完了します。トラックの色が赤になり、このトラックが上のレイヤにあることが示されます。
トラックの追加後に、トラックを選択してドラッグするか、ダブルクリックしてトラックを編集できます。
関連項目
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