DesignSparkのウェブサイトにて、リファレンスデザイン を提供しています。
DesignSpark PCB用の"リファレンスデザイン"には、回路図ファイルとPCBデザインファイルが含まれており、 すぐに設計に活用することができます。また、ツールの使い方を学んだり、基板設計を理解したりする上で、有効的に使用することができます。
"リファレンスPCBデザイン"には、PCBの外形と、コネクタや取り付け穴の配置場所が含まれており、 拡張ボードや拡張シールドを製作する際、非常に便利です。
これらの使い方については、 こちらの記事にて、Arduino用シールドを用いた方法を説明しています。
ここでは、先ほどの記事を転載し、説明していきます。
ARDUINOシールド基板を超簡単に設計!
この記事では、我々が提供するDSリファレンスデザインを活用することでArduino Unoのシールドを簡単につくることができるテクニックを紹介します。
DSリファレンスデザインとはDesignSpark PCB形式で基板設計データを提供するサービスのことで、これを活用することで、一から基板設計を行う必要がなくなり基板設計時間を大幅に削減することが出来ます。
今回利用するリファレンスデザインは下記のFAQで提供されているArduinoシールド用の外形データです。
- How do I create a custom PCB - board outline
- How do I create a custom PCB - mounting holes
- How do I create a custom PCB - component positions
このFAQの最後に完成した基板データがあるので、これをプロジェクトで読込み、自作回路と組み合わせることで、あっという間にオリジナルのArduinoシールド基板が完成します。ぜひ試してみてください。
面白いものができたらコミュニティで披露してください。
リファレンスデザインの使い方
まず、新規プロジェクトを作り、そこに自分が作成した回路を追加します。
上記の基板データをプロジェクトのフォルダにダウンロードし、プロジェクト名や回路図に併せファイル名も変更します。
DesignSpark PCBに戻り、下の画面を参考にしてリファレンスデザインをプロジェクトに追加します。
PCBファイルを選択し、プロジェクトに追加します。
ここで、 menu > tools > Forward Design Changes を実行することで、空の基板データ上に部品が現れるので、配置と配線を行います。もちろんオートで行っても構いません。
Arduino Unoとの接続に必要なコネクタはdocumentation layerに存在しているので、より簡単にオリジナルのシールドを作ることが可能です。
リファレンスデザインを利用して基板を効率よく設計しましょう!
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