このチュートリアルでは、プリント基板に取り付け穴を追加します。取り付け穴とは、銅によるメッキがない純粋なドリル穴を指します。
まず、Add Padアイコンをクリックするか、F4を押してPadを追加できる状態にします。この状態で’;’を押下し、下図のようなウィンドウを表示します。Part1で示した図面を参考に、目的の座標をX,Yに入力して’OK’をクリックします。
このとき、Settings->Design Technology->Spacingに表示される表のBoard-Padsの値が大さいとエラーが出る場合があります。その場合は下図のように設定してみてください。
Padが選択されている状態で‘S’キーを押し、“Pad Style”ウィンドウを表示します。(右クリック->Change Styleでも可能です。)
ウィンドウ表示後、各値を下図のように設定します。ここで、毎回値を設定するのを避けるため、“Hole 125”という名前で設定を保存しました。
“OK”をクリックすると、widthとHole Sizeが同じなため、以下のような画面が表示されますが、気にせずにOKを押します。
続いて、新しいPad Styleを保存するか確認する画面が表示されるので、OKを押します。
以上で、最初の取り付け穴を設置できました。
残りの取り付け穴についても同様の手順で設置できますが、コピー->ペーストでも設置することが可能です。取り付け穴を選択した状態でCTRL+C->CTRL+Vを押し、’;’を押して座標を入力します。
残りの2つの穴についても同様にCTRL+Vで設置します。
以上で、取り付け穴の設計は完了です。
Part3では、シールドにコネクタを取り付ける位置のメモを記入します。
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