通常、基板レイアウト編集の際に、基板形状や穴位置を明示する寸法情報を入れたりします。DSPCBの場合、計測ツールで測った寸法値をマニュアルで描画することで寸法情報を入れることができます。
ここでは寸法作上必要となる矢印のライブラリを提供しています。他の部品と同じように寸法線は「Add Component」で基板レイアウト図のドキュメントレイヤーに挿入し、移動、回転、整列させて使います。
また「open shape」を利用して必要に応じて線を延長します。

図1 基板の角から穴までの位置を示すために配置された寸法線を示す。
目的の基準点に相対原点を設定し、十字カーソル(Shift+Cショートカットでオプションを切り替える)を使用して配置と整列が容易になります。
矢印ポイントの相対位置を入力するためのカーソルの位置は画面の下部やshortcut「=」で確認することができます。
測定
Version8
フル機能測定ツールを提供し、直接使用することができます。
Version7以前
「measure the gap」ツールを使用した測定は、定規を使用した時のような結果は得られません。しかし、寸法線の終端に細い線で測定用の矢印を設定しました。その細線は見えてはいるが幅0に設定されています。寸法線の矢印で細い線を選択して「measure the gap」ツールを使用して、(線幅が0であるため)実際の距離を測定することができます。

図2 測定ツールで距離を計測
以上の流れを動画にまとめてみました。
以下の添付zipファイルには基本的な矢印が含まれています。
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